休日をのびのびと満喫しました。
今回はガイ・リッチー監督「スナッチ」です。
<作品解説・あらすじ>
スナッチ(2000) - goo 映画
ロンドンの暗黒街を舞台にしたスタイリッシュなクライム・ムーヴィー。監督・脚本は「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」のガイ・リッチー。製作はマシュー・ヴォーン。撮影はティム・モーリス=ジョーンズ。出演は「ファイト・クラブ」のブラッド・ピット、「ラスベガスをやっつけろ」のベニシオ・デル・トロ、「60セカンズ」のヴィニー・ジョーンズ、「レインディア・ゲーム」のデニス・ファリーナ、「スペース カウボーイ」のラデ・シェルベッジヤ、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」のジェイソン・ステイサムほか。
ロンドンの下町イースト・エンド。非合法ボクシングのプロモーター、ターキッシュ(ジェイソン・ステイサム)と相棒トミー(スティーヴン・グレアム)は、裏会社の大物になろうと、ノミ屋経営で大儲けしている悪党ブリック・トップ(アラン・フォード)に接近し、彼のために八百長試合を仕込むことになる。当日使うボクサーを連れパイキー流浪民のキャンプを訪れた彼らだが、トラブル発生。ボクシングで勝負させたものの、パイキー青年ミッキー(ブラッド・ピット)がボクサーをノック・アウトしてしまったのだ。一方、ベルギーでは86カラットのダイヤが盗まれる事件が起きており、強盗団の一人、4本指のフランキー(ベニシオ・デル・トロ)は、ダイヤをNYのボス、アヴィー(デニス・ファリーナ)に届けねばならなかったが、途中で小粒の盗品をさばくためにロンドンに寄り、非合法ボクシングの賭けで罠にはめられる。フランキーからの連絡が途絶えて業を煮やしたアヴィーが、ロンドンにやってくる。こうして事態は大混乱に陥っていくのだった。
<レビュー>
パルプフィクションみたいだ。オーシャンズシリーズっぽい(12あたり?)ところもあるような。
いや、それよりも、日本のドラマでこんなのをよく見るな。
クドカンが絡んでいるやつ。
例えば木更津キャッツアイとか、池袋ウエストゲートパークとか。
矢継ぎ早に繰り出されるエピソードをスタイリッシュ(という言い方は嫌だけど)なカット割りでテンポ良くまとめる。
そうか、つまり日本のいくつかのドラマはこの軽快なノリに影響を受けているのか。
内容はびっくりするほど中身がないけれども、そんなのは全然オッケーなのだ。
中身があるようなのを狙ってスッカラカンになってしまったダメダメな映画よりはずっとまし。
とても良い気分転換になりました。
ブラピも楽しそうだし、間抜けな黒人ギャングも良かったし、ジェイソンステイサムはちょっと硬かった気がするけれど(まあ彼だけ悪人なのに悪人になりきれていないのは主人公だからだろう。ちょっと損な役回り)、みんなだいたい悪くてずるくて賢くて馬鹿で楽しくて、まあとにかく全体的に良いんじゃないでしょうか。みたいな。
話が込み合っていて分かりづらいって人もいるみたいだけれど、そこまでじゃない気もする。
無理して全部分からなくても十分楽しめるんじゃないでしょうかね。
あと、人がちゃんと死ぬのが良かった。
別にリアリズムは求めていないけれども、あれで人が死ななかったらズルい気がする。
ちょっと甘いかもしれないけれど、星四つあげよう。
「ロックストック~」のほうも観てみようかな。
★★★★☆
駿河シカヲ
夜中の12時から3時にかけて映画を観ることが多い。
近所を自転車で疾走している姿をよく目撃されている。
<マダム葵>
短期間でもの凄い本数の映画を観たりする。
夕方の花街でそそくさと歩く後姿を目撃されることがある。