マジック・キッチン

風俗嬢は死んだらいいのに。
こんばんは。マダム葵です。皆様いかがお過ごしかしら。

さて、アテシ達が絶対に見ないであろう映画を鑑賞し感想を述べるこの企画、
第１回目の作品は
『マジック・キッチン 魔幻厨房/MAGIC KITCHEN (2004年)』



香港映画よ。
主演はサミー・チェン。あとF４のジェリー・イェンちゃんね。
他にもアンディ・ラウなんて出ていて意外と豪華だったわ。

ストーリーは
レストランのオーナーシェフのヒロイン、サミー・チェンの周りで起こる恋愛模様ね。
特にこれ以上の説明はないわ。だってそれだけなんだもの。

面倒くさいからチャッチャと対談に行っちゃいましょう。

それでは早速いくわよ。ちなみにシカヲちゃんがSでアテシがMよ。
もちろん性癖のことじゃないわ。
それならむしろ逆かしら。ウフフ。



S「さて、観終わったわけですが」

M「どうだったのシカヲちゃん」

S「うーん・・・まぁね。」

M「思ったよりは普通だったわね」

S「そうだね、なんていうかテレビドラマを見ているような感じだったな」

M「そうねぇ。まぁでもアテシ、下手な日本のドラマよりかはクオリティ高いと思ったけど」

S「色々伏線なんかも出てきたしね。とりあえず主人公はあの女の子（サミー・チェン）だね」

M「そうね。あの稲森いずみちゃんみたいな。なんとなく安野モヨコ的な雰囲気よね、ストーリーが。あとビッチとクソ野郎ばかりが出てきて、アテシはもうジェリー・イェンちゃんだけがあの映画の中のオアシスだったわ」

S「そうだね。でも最終的にはみんな友達思いだったっていう感じで締められていたけどね。だけどやっぱりなににしろ主人公（ジェリー・イェン）が男前だった」

M「そうね。彼は素敵だったわ。でもね、最終的にみんないい人だった、って感じにしているけど、アレって要はあれじゃないの。昔悪いことしてた人がいいことすると、普通以上によく見える法則じゃないの。アテシは騙されないわ。みんなビッチとクソ野郎よ。ジェリー・イェンちゃん以外」

S「なんにしても全体的にちょっと僕はダルかったかな。もうちょっとテンポを上げられたと思うんだよ。それにこれ映画って言うよりテレビドラマ的な感じなんだよね。テレビドラマ的な展開にするのならもうちょっとドラマチックな感じにしてほしいな。その方がたぶん普通に楽しめるよ。これは１時間ドラマでいけると思う。あと、致命的なのは、料理の話なのに料理があんまりおいしそうじゃなかったっていうね」

M「ていうか料理はそんなに関係なかったわね。料理に関する細々したこと全部投げっぱなしだったわ。別に料理じゃなくてもいいじゃないって感じだったわよ」

S「料理とか呪いの要素省いて普通のドラマでいけばよかったんじゃないかな」

M「ただジェリーちゃんはかっこよかったわ」

S「彼はかっこいいねぇ。香港のキムタクだねあれは。あと、ヒロインの元彼とか上に住んでる脚本家とか見たことあるんだよ。たぶん有名な俳優だと思う」

M「意外に出演人が豪華なのよね。DVDのケースのクオリティの低さに騙されたわ。映画の中で絵的に悪いとこなんてなかったし、出演者にも見苦しい顔の人はいなかったし。あと、あれなんで東京で撮ったのかしらね」

S「わざわざ東京で撮る理由はなんだったんだろうね」

M「もしかして最後に誰も中国語を知らない場所で『愛してる』って叫びたかっただけなのかしら」

S「それにしても、人物描写っていうかそれぞれのキャラクターの掘り下げはしっかりしていたね」

M「役としてのキャラクターと俳優の間に無理もなかったわね。モテそうな人はちゃんとモテそうだったし」

S「ただ……ただまぁ、どうでもいいね。もうたぶん二度と観ないだろうね」

M「そうね。ただ、この企画としてはアテシ、こう、もうちょっとなんていうのかしら、クオリティ下げて欲しかったわ。今回は無難すぎてどうもね」

S「もっとクソ映画だったらよかったね。突っ込みどころ満載な」

M「やっぱり韓流かしらね」

S「そうだね。あと、映画じゃなくてドラマだね」

M「アテシもっとパンチの効いたの観たかったわ」

S「そうだね。じゃあ次回は韓流ドラマでせめて行きましょう。じゃあまぁそういうことで今回は」

M「えぇ終わりにしましょうか」


というわけで第１回目はおしまいよ。
次に期待しててね。

マダム葵