もう記憶がしっちゃかめっちゃかです。
『パルコフィクション』を観たんです。
先月のことです。
すっかり忘れてました。
観た映画を全部記録するのは難しい。
おぼろげな記憶でレビューします。
<作品詳細・解説>
パルコフィクション Parco Fiction(2002) - goo 映画
渋谷のパルコをモチーフにしたオムニバス・コメディ。監督・脚本は、「ウォーターボーイズ」の矢口史靖と「ワンピース忠臣蔵 THE LAST OF 47 PIECES おもいでダンス」の鈴木卓爾。撮影監督に「多摩川少女戦争」の白尾一博があたっている。出演は、「DOG STAR」の田中要次、「三文役者」の真野きりな、「DAN-BALL HOUSE GiRL」の近藤公園、NHK教育『さわやか3組』の村上東奈、高橋健太、「命の響き」の猫田直、「金髪の草原」の唯野未歩子、「日雇い刑事 THE LABOR COP」の荒川良々ら。
『パルコ誕生』不法投棄されたゴミにボウフラがわいて、それがやがて蚊になり、コンビニの誘蛾灯で死に、徹くんの飼っている鯉の餌になって、しかし親の都合で引っ越すことになった徹くんがその鯉を川に逃がしたところ、老人がそれを釣って食べて骨を喉につまらせ転倒、診察を受けた病院で偶然ある会社の役員が自分のレントゲン写真と老人のそれを重ねたらPARCOの文字が浮かび上がった。それがパルコの名前の誕生秘話だ。『入社試験』パルコの面接試験に臨んだ花子は、帰り際、面接官に一通の封筒を渡される。「この封筒を最後まで開けなかったら、合格ですよ」。果たして、それをうっちゃっていた彼女は、見事、採用が決定する。ところがそれから数日後、封筒を開けた彼女は、好奇心からその中に書いてあった指示通りに行動してみるも、なんとPARCOの看板のRに首を突っ込み抜けなくなってしまうのであった。『はるこ』テレビでパルコのCMが流れる度に自分が呼ばれていると勘違いする祖母・はるこを心配した孫娘のイズミは、おばあちゃん救済のため、CMの打ち切りか店名の変更を進言しに、まぶだちのムラチューと上京する。果たして、ムラチューの意外な活躍によりPARCOはPIRCOとなり、一件落着となるのであった。『バーゲン』今日からパルコはグランバザール。しかし、店員の鈴子は目をつけていたワンピースが次々と売れていくのが気懸かりでならない。そこで彼女は人目を盗んでそれを隠し、夜中、こっそり取りに戻るのだが、警備員から逃れようとしてビルの隙間に挟まってしまう。「もうダメだ」。死を覚悟したその時、彼女はくしゃみの勢いで脱出に成功する。『見上げてごらん』上を見るとクラッとしてしまう、世にも稀なスカイ・スクレーパー症候群に悩まされるパルコの店員・美都子。ある日、警備員の大須から食事に誘われた彼女は、彼が予約したレストランの入口が高い階段の上だったことを詰って大喧嘩。いつの間にか昇っていた階段から足を滑らせて、大須と一緒に転落してしまう。だがそのお陰で、骨折した大須はしばらく彼女より目線の下の車椅子生活を送ることになり、彼女自身も少しだけ病気を克服することが出来るのであった。『ポップコーンサンバ』シネクイントの劇場スタッフが、リズムを取り踊るエンディング。
<レビュー>まず映画を思い出すのが大変なんで、今回は思いついたことを思いついた順に羅列してゆく形式でレビューします。
いわばメモです。
ただ、最初におおざっぱなアレを言うと、「そこそこ面白かった」です。
この映画が上映された頃、同時にヒット映画『ピンポン』が上映していたみたいです。
個人的に『ピンポン』よりは面白かったかなあと思います。
昔『ピンポン』は彼女と観にいきました。
Y市の市民文化会館みたいなところで特別上映されましてね。
まあ、田舎ですよね。
Y市には映画館がなかったんですよね。
そんで彼女と観たんですけど、彼女は話がどうとかじゃなくて、なにしろARATA演じるスマイル君のことをかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいがかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいがかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいかっこいいとほざくのです。
ケッと思いました。
でもぼくは「そうだね。かっこいいね」と笑顔で返答しました。
そしたら彼女も「やっぱ?そうでしょ?スマイル役の人素敵素敵素敵素敵素敵素敵素敵素敵素敵素敵素敵敵素敵素敵素敵素敵素敵素敵素敵素敵素敵素敵ステキすてきステキほんとステキやだもうステキステキ素敵すてきすてきすてき」とほざくのです。
もう今更どうだっていい話ですよ。
本当に死ぬほどどうでもいい話だ。
・小学生の女の子の演技が良かった。とても光っていた。かわいかった。俺はロリコンじゃないからな。今彼女は二十歳ぐらい。年月の流れははやい。
・矢口監督より鈴木監督のほうがしっかり作りこまれていて良かった。
それでも矢口監督の作品もウォーターボーイズよりはずっとマシだった。
・スカイ・スクレイパー症候群というネーミングが良いと思った。
・荒川良々はスベリ知らずだ。
・女優がみんな良かった。目立った美人がいなかったが、良かった。
・「リバプールの怪童」ことトニークロスビーが特典映像で出ていて、それで彼の本業をはじめて知った。
・『はるこ』の出来が非常に良かったと思う。あのノリで一本長編が見たい。ジュブナイルなロードムーヴィー。
塩田明彦の「カナリア」の冒頭を思い出す。
・エンディングのポップコーンサンバには特に面白さを感じなかった。
というか、普通。
・別にパルプフィクション的な何かはほとんど無い。まあオムニバス形式で相互につながりがあるというのは共通しているが、作風はまったく違う。ようするにダジャレである。
・時間が短いのでサクッと観られる。全然疲れない。平日の仕事の後に観るには最適である。
このぐらいだろうか。
あんまり覚えてないんだよな。
もっといろんなことを考えたはずなのに。
星三つでいいとも思うけれど、子役の女の子の印象がいまだに強く残っているので、星を一つ上乗せしようそうしよう。しかし今一度言っておこう。
俺はロリコンじゃない。熟女好きだ。嘘だ。普通ぐらいでいい。
★★★★☆
夜中の12時から3時にかけて映画を観ることが多い。
近所を自転車で疾走している姿をよく目撃されている。
<マダム葵>
短期間でもの凄い本数の映画を観たりする。
夕方の花街でそそくさと歩く後姿を目撃されることがある。