更新が滞っておりました。
このブログを始めた時、観た映画を片っ端からレビューしていこう、
どんなにクソみたいなレビューでも残していこう、
と、そのように思っていたのですが、
ここまで更新が溜まってしまうと、もう無理です。
もう何を観たのか忘れました。
とりあえず、覚えているのをレビューします。
三池崇史監督「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」を観ました。
<公式サイト>
http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/sukiyakiwesterndjango/
<作品あらすじ・解説>
スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ - goo 映画
壇ノ浦の戦いから数百年、平家の落人が拓いた山あいの寒村“湯田”は、埋蔵金の噂を聞きつけ押し寄せたよそ者たちに荒らされ放題だった。そして今、平清盛の平家ギャングと源義経率いる源氏ギャングの果て無き抗争の真っ只中に、さすらいのガンマンが流れ着く。清盛も義経も凄腕のガンマンを用心棒にしようと画策するが、寡黙な男が目を留めたのは、清盛への復讐心に燃え、義経の元に身を寄せる女・静だった。
マカロニ・ウエスタンがあるならスキヤキ・ウエスタンがあったっていい。かつて黒澤明の名作『用心棒』が翻案されてイタリア映画『荒野の用心棒』が生まれたのだから。しかも全編英語のダイアローグが、源平合戦と西部劇がミックスされた異空間にぴたりとはまる。さらには、伊藤英明の寡黙なガンマン、佐藤浩市演じる卑怯者の清盛、伊勢谷友介の残忍で美しい義経、香川照之の壊れゆく保安官等々登場人物の造形が秀逸で面白いのだ。クエンティン・タランティーノと桃井かおりの秘められた絆も、北島三郎の主題歌も、もちろん体を張った泥だらけの本格アクションも申し分ない。これは、監督・三池崇史が送る娯楽活劇の決定版だ。
<レビュー>
あれです。これはタランティーノのノリが許せる人、もっと言えばキル・ビルを許せる人は、
大丈夫でしょう。
B級映画を金かけて撮ってます。
まあぼくは許せます。
こういうのは楽しめばいいんです。
楽しみ方はなんでもいいんです。
普通にフィクションを楽しむのも良し、映画マニア的にメタフィクションを楽しむのも良し。
全体的に、非常に「映画的」な映画です。
わかりますかね。
ああ、映画だなあ、って感じです。
だから、良いってことにしましょう。
いろんな批判があると思いますが、無視しましょう。
これはタランティーノ色のメガネをかけたセルジオ・レオーネかと思いきや、最終的にはほとんど何もかもがクロサワでした。
静御前(?)を演じる木村佳乃が悲しいほどエロくない。
これは一番の不満です。
いつも言っているんですが、ヒロインは大事なんです。
なんとか頑張ってジェシカ・アルバを起用できなかったものですかね。
ちなみに、全員英語を喋ります。
英語を喋るのにみんな必死です。
唯一、ただ見ているだけで惹きこまれるのは伊勢谷友介です。
彼の顔は、こういった場合に優位性を持っています。
窪塚君を超えましたかね。
どうでしょう、褒めすぎですかね。
香川照之は大好きなんですが、今回の香川さんの演技は良くも悪くも最早オナニーですね。
いや、でもこれは楽しめます。
無駄に豪華なキャストとか。
もう少しテンポが良ければ、もっと楽しめます。
三池崇史にあたりはずれが多いのは、もう全然オッケーです。
今回はハズレですが、なんでもやっちゃう三池監督が好きです。
★★★★☆
夜中の12時から3時にかけて映画を観ることが多い。
近所を自転車で疾走している姿をよく目撃されている。
<マダム葵>
短期間でもの凄い本数の映画を観たりする。
夕方の花街でそそくさと歩く後姿を目撃されることがある。