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駿河シカヲとマダム葵による映画レビュー、書評、対談、コラム等のブログであります。 コメントやリンクはいつでも大歓迎でお待ちしております!
2025.05.14,Wed
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2008.12.16,Tue
駿河シカヲである。
キサラギを観たよ。

<公式HP>
http://www.kisaragi-movie.com/

<作品解説・詳細>
キサラギ - goo 映画

知る人ぞ知るアイドル如月ミキが自殺をして一年が経ち、一周忌追悼会に集まった5人の男たち―家元、オダユージ、スネーク、安男、イチゴ娘。ファンサイトの常連である彼らはそこで初めて顔を合わせた。それぞれオタク心を通わせながら、彼女の思い出話に花を咲かせる。誰しもが「自殺なんかする娘じゃない」と思っていた。そして誰かが「彼女は殺されたんだ」と。この発言をきっかけに、男たちの侃々諤々の推理が始まった…。

ひとつの部屋の中で繰り広げられる“密室劇”。日本映画には珍しい(?)ワンシチュエーション・サスペンスで、謎が謎を呼ぶ展開がとてもスリリングなのに、観終わるととても爽やかな後味のハートフルドラマ。そんな不思議な魅力の作品だ。三谷幸喜の舞台劇を観ているかのような絶妙な会話劇を構築したのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』で知られる脚本家・古沢良太と、「僕の生きる道」など秀作TVドラマを手がけてきた佐藤祐市監督。映画界、TV界のそれぞれタイプがまったく違う人気者5人を巧く配置して、不協和音が奏でる“一体感”を作り上げた。

<レビュー>
まず言っておきたいのは、こんなものは映画とは呼べない代物である、ということである。
どう考えても、これは映画でやる必要がない。
舞台でやればよい。
それに、映画でしか味わえない映画的な感動が一つも無く、最後の、邦画にありがちな意味のないエンディングテーマが流れるというダメ押しがあって、最終的には怒りさえ覚えたのである。

といいつつも、世間が評価しているように話はまあよく出来ていて、単純に楽しめると思う。
どんでん返しにつぐどんでん返しはややワンパターンな気がした。
最後の宍戸錠がでてくるくだりは、もういいだろうしつこいよ、と思った。

なんでこんなにこの映画の評価が高いのだろう。
いろんなレビューを観たが、絶賛の嵐である。

★★★☆☆

 by 駿河シカヲ

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駿河シカヲ & マダム葵
性別:
非公開
職業:
ひたすらに映画
趣味:
映画
自己紹介:
<駿河シカヲ>
夜中の12時から3時にかけて映画を観ることが多い。
近所を自転車で疾走している姿をよく目撃されている。

<マダム葵>
短期間でもの凄い本数の映画を観たりする。
夕方の花街でそそくさと歩く後姿を目撃されることがある。
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