駿河シカヲとマダム葵による映画レビュー、書評、対談、コラム等のブログであります。
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2009.03.07,Sat
お疲れ様です駿河シカヲだよ。
夜更かしっていいね。
明日は午後からの仕事だよ。
うれしいよ。
でもストレスがたまるよ。
毎日いじめられているよ。
そしてそんなあなたにおすすめの映画を紹介するよ。
嘘だよ。
全然おすすめじゃないよ。
大九明子っていう監督の「恋するマドリ」っていう映画だよ。
ガッキー主演だよ。
<作品解説・詳細>
恋するマドリ - goo 映画
女性向けの映画である。
「ロハス」
「スローライフ」
「無印良品」
「美大生」
「インテリア」
「カフェ」
「ハンマースホイ」
「小物」
「ちょいとしたお洒落」
上記のキーワードに関心のある女性には一応おすすめである。
なんとなくアレな感じなのです。
要はその、ガーリーな映画です。
ちなみに、下記のようなキーワードにひとつでも関心のある人にはおすすめできません。
「仁義なき戦い」
「トラック野郎」
「にっかつ」
「エレファントカシマシ」
「全日本プロレス(旧)」
「越中詩郎」
「木戸修」
「ズンドコ節といえば小林旭だ」
「海といえば港だ」
「アルコールといえばワンカップ大関だ」
「人材派遣といえば日雇い労働だ」
「芸術といえば爆発だ」
「俺は村上春樹が嫌いだ」
「そもそも俺は本を読まない」
「倖田 來未」
「小悪魔ageha」
「大好きです。飯島愛さん ゆっくりお休みになってください。」
「俺は東京生まれヒップホップ育ち」
「悪そうな奴はだいたい友達」
「マジ親に迷惑かけた本当に」
そう、さっきも言ったようにこれはガーリーな映画です。
「ガーリー」って言うと、ぼくのような腐った貧乏青年には虫酢がはしる言葉です。
でも女性に罪はない。
ぼくが腐っている。
腐っているぼくは、やたら体温の低そうな演技をするガッキーを、
なんとか無茶苦茶にしてしまいたいと思いながら観ていました。
音楽担当はスネオヘアーだそうです。
なるほどね。
それっぽい気もしないでもないかもね。
ちゃんと聴いたことないけどね。
恋するマドリの「マドリ」というのは、別に主人公がマドリちゃんという名前なのではなくて、
おそらく部屋の間取りのことなんです。
おそらくね。
物凄い腹が立つね。
センスが悪いにもほどがあるね。
主人公がマドリちゃんなら「恋するマドリ」は馬鹿っぽくて許せるけれども、
ひとひねりではなく半ひねりしているぐらいの頭の悪さが完全に許せないね。
なんというか、片山恭一的な、市川拓司的な、日本ラブストーリー大賞的な、
この、なんというか、淡く繊細なタッチの、あの、あれですね、中途半端な頭の悪さですね。
ああいうのに一番腹を立てるべきだと、ぼくは思っているのですね。
でもクソ映画じゃないんだよね。
悪口ばっかり言っているけれども、別につまらなくはないのですね。
正直、劇中頻繁にかかるあのメロディーはちょっと好きなんだよね。
なんかこう、土曜日の、昼下がりの、ちょっと都会的な、あの感じね。
最低だね、ぼくは。
悪口を無理矢理言いたいだけなんだろうね。
どことなく岩井俊二の「四月物語」に似ている。
でも、決定的に違うのは、「四月物語」のほうがあきらかに気持ち悪いってことだ。
つまりあっちはぼくみたいな少女漫画が好きな男性向けで、こっちは正しい女性向けなのですね。
ガッキーを生かすにはどうしたらよいか。
最近よくそれを考えている。
ポッキーでやたら頑張って踊っていたけれど、ぼくにはかなり無理しているようにみえる。
基本的に死んだような演技をする人だと思う。
声が根本的に小さいし。
かといって、清涼感のある爽やかな役柄にも微妙に向いていない。
そうすると、「恋するマドリ」のような、ちょっとおとなしい美大生という役はわりかしハマっていたように思う。
最終的に結論付けると、これはガッキーのイメージビデオです。
四月物語の松たか子ほどの画面の傲慢な主張はないです。
そこがまた、いかにも新垣結衣の特徴というか特長を生かしていて良いのではないのでしょうか。
では、またさようなら。
★★★☆☆
夜更かしっていいね。
明日は午後からの仕事だよ。
うれしいよ。
でもストレスがたまるよ。
毎日いじめられているよ。
そしてそんなあなたにおすすめの映画を紹介するよ。
嘘だよ。
全然おすすめじゃないよ。
大九明子っていう監督の「恋するマドリ」っていう映画だよ。
ガッキー主演だよ。
<作品解説・詳細>
恋するマドリ - goo 映画
美術大学に通うユイは新しいアパートに越してきた。だが元の部屋に忘れ物をしてしまう。戻ってみると元の部屋にはアツコという新住人が住みついたばかりだった。アツコは美術デザインにも精通していて、2人はすぐに意気投合する。引っ越しが終わり新生活を始めたユイは、同じアパートに住んでいるタカシに挨拶をする。驚いたことに、タカシとはバイト先でも毎日のように顔をあわせることに。運命を感じたユイはタカシに心惹かれていくが、タカシに何も言わずに去った恋人がいることが判明する…。
都会で暮らす三人の男女が、「引っ越し」をきっかけに出会い、心を通わせていく青春ラブストーリー。ささやかな“偶然”を盛り込みながら、ギスギスしがちな都会の生活に清涼剤を与えてくれるような作品だ。映画初主演の新垣結衣がCMやTVドラマで見せた持ち前の明るいキャラクターで、見る者すべてが思わず応援したくなるヒロインを好演している。美大生という設定だけに、ファッションやインテリアなど、小物にまで凝る心配りは女性監督(本作がデビュー作となった大九明子監督)ならではか。劇中に登場する家屋(=東品川)、アパート(=中目黒)は実際に存在するそうで、鑑賞後に探してみるのも一興かも。
<レビュー>女性向けの映画である。
「ロハス」
「スローライフ」
「無印良品」
「美大生」
「インテリア」
「カフェ」
「ハンマースホイ」
「小物」
「ちょいとしたお洒落」
上記のキーワードに関心のある女性には一応おすすめである。
なんとなくアレな感じなのです。
要はその、ガーリーな映画です。
ちなみに、下記のようなキーワードにひとつでも関心のある人にはおすすめできません。
「仁義なき戦い」
「トラック野郎」
「にっかつ」
「エレファントカシマシ」
「全日本プロレス(旧)」
「越中詩郎」
「木戸修」
「ズンドコ節といえば小林旭だ」
「海といえば港だ」
「アルコールといえばワンカップ大関だ」
「人材派遣といえば日雇い労働だ」
「芸術といえば爆発だ」
「俺は村上春樹が嫌いだ」
「そもそも俺は本を読まない」
「倖田 來未」
「小悪魔ageha」
「大好きです。飯島愛さん ゆっくりお休みになってください。」
「俺は東京生まれヒップホップ育ち」
「悪そうな奴はだいたい友達」
「マジ親に迷惑かけた本当に」
そう、さっきも言ったようにこれはガーリーな映画です。
「ガーリー」って言うと、ぼくのような腐った貧乏青年には虫酢がはしる言葉です。
でも女性に罪はない。
ぼくが腐っている。
腐っているぼくは、やたら体温の低そうな演技をするガッキーを、
なんとか無茶苦茶にしてしまいたいと思いながら観ていました。
音楽担当はスネオヘアーだそうです。
なるほどね。
それっぽい気もしないでもないかもね。
ちゃんと聴いたことないけどね。
恋するマドリの「マドリ」というのは、別に主人公がマドリちゃんという名前なのではなくて、
おそらく部屋の間取りのことなんです。
おそらくね。
物凄い腹が立つね。
センスが悪いにもほどがあるね。
主人公がマドリちゃんなら「恋するマドリ」は馬鹿っぽくて許せるけれども、
ひとひねりではなく半ひねりしているぐらいの頭の悪さが完全に許せないね。
なんというか、片山恭一的な、市川拓司的な、日本ラブストーリー大賞的な、
この、なんというか、淡く繊細なタッチの、あの、あれですね、中途半端な頭の悪さですね。
ああいうのに一番腹を立てるべきだと、ぼくは思っているのですね。
でもクソ映画じゃないんだよね。
悪口ばっかり言っているけれども、別につまらなくはないのですね。
正直、劇中頻繁にかかるあのメロディーはちょっと好きなんだよね。
なんかこう、土曜日の、昼下がりの、ちょっと都会的な、あの感じね。
最低だね、ぼくは。
悪口を無理矢理言いたいだけなんだろうね。
どことなく岩井俊二の「四月物語」に似ている。
でも、決定的に違うのは、「四月物語」のほうがあきらかに気持ち悪いってことだ。
つまりあっちはぼくみたいな少女漫画が好きな男性向けで、こっちは正しい女性向けなのですね。
ガッキーを生かすにはどうしたらよいか。
最近よくそれを考えている。
ポッキーでやたら頑張って踊っていたけれど、ぼくにはかなり無理しているようにみえる。
基本的に死んだような演技をする人だと思う。
声が根本的に小さいし。
かといって、清涼感のある爽やかな役柄にも微妙に向いていない。
そうすると、「恋するマドリ」のような、ちょっとおとなしい美大生という役はわりかしハマっていたように思う。
最終的に結論付けると、これはガッキーのイメージビデオです。
四月物語の松たか子ほどの画面の傲慢な主張はないです。
そこがまた、いかにも新垣結衣の特徴というか特長を生かしていて良いのではないのでしょうか。
では、またさようなら。
★★★☆☆
駿河シカヲ
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HN:
駿河シカヲ & マダム葵
性別:
非公開
職業:
ひたすらに映画
趣味:
映画
自己紹介:
<駿河シカヲ>
夜中の12時から3時にかけて映画を観ることが多い。
近所を自転車で疾走している姿をよく目撃されている。
<マダム葵>
短期間でもの凄い本数の映画を観たりする。
夕方の花街でそそくさと歩く後姿を目撃されることがある。
夜中の12時から3時にかけて映画を観ることが多い。
近所を自転車で疾走している姿をよく目撃されている。
<マダム葵>
短期間でもの凄い本数の映画を観たりする。
夕方の花街でそそくさと歩く後姿を目撃されることがある。
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